サーマクールが受けられる大阪の美容皮膚科

サーマクールとは

光治療の一種であるライムライトでは、520～1,100nm,サーマクールはRFと呼ばれる高周波を肌に照射し、まるで電子レンジでモノを温めるかのような原理で肌内部に熱を与える治療法です。熱の力によって肌のたるみを強力に引き締め、コラーゲン組織の生成を活発化して肌のハリやうるおいを取り戻します。肌の内側から生命力がアップするため、自然なアンチエイジングが可能となります。

高周波で肌の深部まで照射

電子レンジは、中のモノにRF（高周波）という見えない力を当てて温めます。サーマクールは電子レンジと同じ原理を使用し、高周波によって肌の内側の組織に効果的に熱の刺激を与える治療法です。熱により細胞が収縮することで施術後すぐに肌が引き締まるだけでなく、熱で組織が刺激されてコラーゲンの生成がどんどん促進されるため、長期的にも肌の生命力が回復していきます。

加齢による肌トラブルは、若い時に比べて肌が自己修復能力や防御力を失い、うるおいが減少してしまうことが大きな原因となります。サーマクールによってコラーゲン量が増加すると、自然と肌のうるおいのバランスが整うため、ピンとしたハリのある素肌が蘇るでしょう。

安全性も高く「切らないたるみ治療」の代表格

小じわや肌の凸凹などの軽い肌トラブルは、照射系治療でも十分に対処可能なのですが、たるみや深いシワといった深刻な年齢肌は、外科的治療なしではなかなか改善しにくいと言われています。しかしそんな中でもサーマクールなら、肌の表層近くしか治療できないレーザー治療と違って高周波の影響が肌の比較的深いところまでダイレクトに届くため、切らないたるみ治療が可能となります。

その秘密は、高周波の生み出す「熱」にあります。お肉を焼くと大きさが縮むのと同じように、熱を当てられた肌の内部がギュッと縮むため、顔のたるみをピンポイントで改善。その効果は、まさに「メスも針も使わないフェイスリフト」と言っても過言ではないほどです。

サーマクールの施術・費用相場

大阪での治療費用相場

150,000円～300,000円（顔全体1回・400ショット）

治療時間とダウンタイム

治療時間：約20分程度
ダウンタイム：ほぼありません

コストパフォーマンスは慎重に検討して

切らずに治療が可能であり、施術直後から小顔効果が実感でき、その後も肌の生命力をじっくりと回復してくれるサーマクール。その効果は、数ある照射系治療メニューの中でもトップレベルです。しかし効果が高いだけあって、1回のお値段は高め。持続時間が長いので頻繁な再施術は必要ないものの、費用の検討は慎重に行うべきでしょう。

高い効果のわりに肌への負担はほとんどなし

効果の高い治療法ほど施術に時間がかかり、ダウンタイムも辛いのが普通ですが、サーマクールに限っては高い効果が期待できながら、治療時間は短く、ダウンタイムも非常に軽いものとなっています。治療時間は20～30分程度。ほかの照射メニューではもっと短い時間で終了するものもありますが、効果を考えれば十分に満足できるでしょう。

こんな人におすすめ！サーマクール

• 肌のたるみが気になる方
• ほうれい線がくっきりとしてきた方
• フェイスラインをスッキリさせたい方
• 毛穴の開きを改善したい方
• 肌にハリがなくなったと感じる方

たるみ・ほうれい線の解消、フェイスラインの小顔化といった大きな効果が期待できる点はサーマクールならではの強みです。レーザー系のメニューではなかなか実現できないパワフルな熱の力で、顔の気になる部分をダイレクトにデザインできます。肌の活力をアップさせる作用もあるため、毛穴や肌のハリといった部分にも期待大です。

サーマクールのメリット・デメリット

メリット

切開をせずにフェイスリフトのような効果を実感

サーマクールの最大のメリットは、手術なしでまるでフェイスリフトを受けたかのようなリフトアップ効果を得られることです。お仕事や人付き合いのある女性なら、手術後にしばらく傷跡を隠す必要のあるフェイスリフトはなかなか決心がつかないかもしれません。サーマクールなら、肌の表面に一切傷をつけずに肌の内側から強力にリフトアップさせることができます。ダウンタイムや傷跡が気になる方にとってはうってつけの治療法と言えるでしょう。

痛みも少なく施術を受けやすい

初代機種では痛みを感じた方も多かったのですが、2007年に完成したサーマクールNXT以降の機種では低出力・多回数での照射が可能となり、痛みを和らげることが可能となりました。2009年に誕生した最新機種サーマクールCPTでは、照射時にヘッドを振動させることで、患者の注意をそらして痛みを感じにくくさせる工夫が新たに加わっています。部位によって痛みの感じ方は異なりますが、効果の高さは保ちながら、痛みは軽くなったと言えるでしょう。

肌へのダメージが少なくダウンタイムも短い

サーマクールは簡単に言えば皮膚の内側の見えない部分に軽い火傷を負わせ、傷を治癒しようとする肌の自然な力を利用して肌の再生を目指す治療です。肌の火傷と聞くと怖いと感じるかもしれませんが、照射器のヘッドには皮膚表面を冷却する機能があるため、目で見える皮膚の表層に火傷や傷を負うことはありません。

デメリット

効果継続に定期的な施術が必要なことも

即効性のたるみ改善効果と長期的な肌質改善効果が期待できるサーマクールですが、残念ながらその効果は永続的なものではありません。他の照射系の治療法に比べればやや長めではあるものの、半年～1年ほどで効果が弱まってしまいますので、効果をキープしたければ1年に1回は再施術を受ける必要がありそうです。

腫れたりむくんだりするケースも

肌にメスや針を入れる外科的治療法に比べれば安全性は高いものの、肌の内部に強い熱を当てるという治療の特質上、肌のむくみ・腫れてしまうといったトラブルが起こることもあります。十分安全に配慮したうえで治療は行われますが、患者の体質や医師の技量によってはダウンタイムが発生することは考慮に入れておくべきでしょう。

サーマクールの注意点

施術を受ける前に覚えておきたい注意点

即効性は感じにくい

サーマクールは施術を受けてから、1週間ほど経過して1回目の収縮（一次収縮期）が出て、2か月かけてコラーゲンが生成されて徐々に収縮していきます。メスや糸を使うリフトアップよりも目に見える効果が出てくるのに時間が必要であることに注意しましょう。

効果が出にくい場合も

サーマクールは、肌のシワ・たるみに効果的ですが、上まぶたのくぼみや三重まぶた、目の下のクマ・シワへ改善の効果は見込めません。また、皮膚を切開して行うフェイスリフトよりもリフトアップ効果は少ないと言えます。治療前の診察で、自分に合っているかどうかをしっかり確かめることが重要です。

施術を受けられない人がいる

日焼け直後の部位、肌荒れなどのトラブルがある部位には照射できません。持病のある方・埋込式の医療用装置を使用している方・照射したい部位に金の糸リフトなど他の施術をすでに受けている人は医師への相談が必要です。また、妊娠中の女性は安全のため施術が受けられません。

施術を受けた後の注意点

飲酒、入浴は避ける

施術後はサーマクールの熱によって、肌の内部が火傷している状態です。体が温まると、顔に腫れが出てくる危険があるので、アルコールの摂取や入浴はやめましょう。ただし、シャワーは可能です。

保湿は念入りに

施術後は、サーマクールの熱によって皮膚の水分量が少なくなっています。2～3日は腫れのために肌がふっくらしていますが、1週間すると水分量が低下し、肌の張りが低下します。それを防止するためにも、普段使っている化粧水などで、十分に保湿をする必要があります。

肌のこわばり

皮膚が収縮することにより、施術後2～6週間ごろにツッパリ感、こわばり感が出ることもあります。これはコラーゲンが増生され、引き締め作用が良好ということですので、気にする必要はありません。

フェイシャルマッサージは控える

施術後1～2か月は、繊維が収縮し、引き締め効果が出てきます。そこにエステなどの強いフェイシャルマッサージを受けてしまうと、せっかく縮もうとしていた繊維が伸びてしまい、効果が消えてしまいます。効果が現れるといわれる時期は、顔に刺激を与えることは避けましょう。

サーマクールの口コミ

半年に一度のペースで、サーマクールCPTの施術を受けています。施術後は顔が引き締まって、気になる口元もきゅっと引き上がるのがハッキリ実感できるので、欠かすことができません。効果が薄れてくる5ヶ月目くらいから、口元の緩みやもたつきが気になり出します。

二重あごが気になって、サーマクールを受けることにしました。施術はクリームの麻酔をして200ショットほど。当日からすぐ効果が出て、フェイスラインもハッキリしました。でも、3ヶ月ほどでもとに戻ってしまい、効果の持続性が短いのが残念でした。

治療を受けたことが人にバレたくなかったので、少しずつ結果が出たのは良かったです。お肌の土台がふっくらしていて、根っこから元気になったって感じがします。サーマクールは痛みがあると聞いていたのですが、覚悟したほど痛くなくてビックリ！