ピーリング治療とセルフケアのコスパの違い!大阪編
コスパ力対決!
ニキビ薬・アクネケア化粧品 vs クリニックでの内服・外用処方+ピーリング
ニキビ薬・アクネケア化粧品費用相場(内訳)
ニキビ薬:月1,000円×12ヶ月=12,000円×50年(20歳から70歳まで)=600,000円 アクネケア化粧品:月10,000円(ライン使いをした場合)×12ヶ月=120,000円×50年=6,000,000円
ニキビ薬・アクネケア化粧品ケア時間(内訳)
月10時間(1日朝晩20分)×12ヶ月=120時間×50年=6,000時間=250日
クリニックでの内服・外用処方+ピーリング費用相場
10,000円(ピーリング1回)+3,000円(処方薬1回)=13,000円×10回=130,000円
クリニックでの内服・外用処方+ピーリングの平均時間
10分(1回)×10回=100分=1時間40分
総評
費用相場はあくまでも目安ですが、ニキビ薬とアクネケア化粧品を使う想定をするとおおむねこの範囲となるようです。ただ、クリニックでの治療もセルフケアも、使用する化粧品や回数などによって、値段がもっと高額になる場合もあります。ピーリング治療は定期的に行わなければ、効果の継続ができない治療法です。ですが、毎日行うセルフケアと比較してみると、費用・時間ともに美容皮膚科での治療が優位であることがわかります。また美容皮膚科でのニキビ治療は、皮膚の状態にあった治療の進め方をしていくため、セルフケアよりも効果が現れるのが早い、という特徴もあります。
ピーリングの効果が知りたい!
ケミカルピーリングとは、薬剤を塗布することで肌に蓄積された古い角質を取り除き、ターンオーバーを正常にする「角質ケア」の一種です。
正常な状態の肌であれば、28日周期で古い角質は剥がれ落ち、新しい肌へと生まれ変わりますが、老化やストレスなどでその周期が長くなることがあります。そうなると角質がどんどんたまってしまい、ニキビなどの肌のトラブルへと発展してしまうのです。ピーリングは、その分厚い角質を取り除き、美肌へと導く方法のひとつです。
新陳代謝を活発化するため、きめ細やかな張りのある肌を取り戻すことができ、くすみや小じわが改善できます。また、古い角質を除去することで、古い皮脂も外に出てくるので、ニキビ予防や過剰皮脂といった症状も改善します。
クリニックでの内服・外用処方+ピーリングの種類が知りたい!
クリニックでニキビ治療に使われるピーリングや処方薬には、いくつかの種類があります。その中のいくつかを、ご紹介しましょう。
ピーリング治療
ニキビ治療に使われるのは、ケミカルピーリングという薬剤を使って古い角質を除去していく方法です。使用される薬剤には、下記のような種類があります。
- グリコール酸
最もポピュラーな成分で、比較的浅いピーリング剤として使用されています。 - サリチル酸
副作用が少なく、高い効果を期待できるピーリング剤です。肌の弱い人にも利用しやすい成分となっています。 - トリクロロ酢酸(TCA)
他の成分より肌の深部まで剥離するので、劇薬と言えます。
内服・外用薬
- 抗生物質(内服薬:ミノマイシン、テラマイシンなど、外用薬:タラシン・アクアチムなど)
アクネ菌(ニキビ菌)や、その他の常在菌が繁殖してしまった時に、菌を駆除する作用があります。 - 抗炎症剤(内服薬:ブルフェンなど、外用薬:イブプロフェンピコノール(スイッチOTC薬)、スタデルクリームなど)
炎症を起こしてしまったニキビ患部を、鎮めていきます。
こんな人におすすめ!クリニックでの内服・外用処方+ピーリング
- ニキビやニキビ跡の改善を希望される方
- スキンケアだけでは改善できなかった方
- 大人ニキビに悩んでいる方
- 肌の老化が気になる方
クリニックでの内服・外用処方+ピーリングにはどんなメリットがあるの?デメリットはある?
メリット
ケミカルピーリングは、新しく健康な肌の再生を促していく治療なので、ニキビの原因を解消しニキビ跡の改善にも効果が期待できます。また、肌のターンオーバーも整えるのに良い効果をもたらすので、肌の状態を総合的に改善していくこともメリットとして挙げられています。内服薬・外用薬は、クリニックでの処方薬となりますので、市販されているニキビ薬よりも薬効が高く、専門の医師の診察のもと、肌の状態にあった薬を処方してもらえるというのも、美容皮膚科での治療の大きなメリットと言えるでしょう。
デメリット
ケミカルピーリングの治療で、1回の施術では十分な効果を得ることが難しく、確かな改善効果を得るまでには5~6回の施術が必要とされています。個人差はありますが、長期的に治療を続けなければいけないというのが、デメリットと言えるでしょう。また、強制的に角質を除去する治療のため、施術後はしっかりとした保湿などのアフターケアが欠かせません。また、紫外線の影響も大きく受けやすいため、日焼けするのは厳禁。医師の指示に従って、紫外線対策をする必要があります。
事前にチェック!内服・外用処方+ピーリングを受ける前の注意点
内服・外用処方+ピーリングを受ける前に確認すべき注意点を紹介します。
妊娠中・授乳中はNGの可能性!
治療中の病気がある人、妊娠中、授乳中の人、傷跡が残りやすい人などは、ケミカルピーリング治療を受けられない可能性があります。事前に担当の医師と相談しましょう。
また1ヶ月以内にケミカルピーリング、レーザー、電気・ワックス脱毛など、他の治療を受けている場合もピーリングを行えないことが。口唇ヘルペスやとびひがある場合も治療は行えません。
スクラブ洗顔は控えて!ダメージの多い角質ケアに注意
角質が傷んでいる状態でケミカルピーリングをすると、必要以上に角質が剥がれてしまいます。施術前日は顔剃り、パック、スクラブ洗顔を避けましょう。
ピーリングプラスアルファの併用治療が効果的
ケミカルピーリングに加えて、内服薬や外用薬を併用することにより、高い効果を発揮する症状もあります。例えば、にきびはケミカルピーリングと抗菌薬を内服することで、治療期間の短縮が望めます。
また、老人性色素斑、肝斑、雀卵斑、炎症後色素沈着由来のしみの場合は、美白効果がある外用薬(レチノイン酸やハイドロキノン、レチノール、各種ビタミンC製品)を併用することで、高い効果が期待できます。
後でチェック!ピーリングを受けた後の注意点
肌への違和感がある
ケミカルピーリングの施術中は、ほとんどの場合、ぴりぴりとした刺激を感じます。感じ方は人それぞれですが、刺激について不安がある人は、担当の医師にしっかりと確認しておきましょう。
また、施術後は皮膚が赤くなったり、かさかさした肌質になったりしますが、2~3日で収まります。その間は、保湿を念入りに。ただし、水膨れ、浅い傷ができる、小さなかさぶたができる、といった症状が続く場合は、皮膚科の医師に相談する必要もあります。
紫外線に注意
角質層というのは、本来紫外線から皮膚を守るという働きを持っています。ケミカルピーリングではその角質を剥がしますので、紫外線が肌に吸収されやすい状態に。
紫外線はしみや皮膚の老化の原因になりますから、日焼け止めは怠らないよう注意してください。使う日焼け止めは、低刺激性・低アレルギー性のSPF18、PA++程度のもので十分でしょう。
また、角質は肌の水分が蒸発しないように守る役割も担っています。ケミカルピーリング後は保湿力が低下していますので、自分の肌に合った化粧水や乳液などで、保湿を十分にしておきましょう。
まれに、今まで使用していた化粧品が肌に合わなくなることもあるようです。その場合は、化粧品の使用を一時中断してください。
ピーリングの口コミ
30歳を過ぎた頃から大人ニキビに悩まされ、跡も目立つようになったのでケミカルピーリングを受けました。2週間に1度通い続けて5回目が終了した時点で、全くといって良いほどニキビ跡はなくなり、1番気になっていた濃い跡もうっすら残る程度になったので大満足です。
若い頃のニキビ跡がクレーター状に残っていて、悩みの種でした。クリニックでカウンセリングを受け、ケミカルピーリングをお願いすることに。今はまだ施術を重ねている途中ですが、だんだんニキビ跡が目立たなくなってきています。
20代半ばの大人ニキビが酷かった時期に、ケミカルピーリングを受けました。日焼けなどいくつか注意点はありますが、痛みも少なく施術後のトラブルもありませんでした。大人ニキビも改善し、ニキビ跡も明らかに薄くなったので、嬉しかったです。
ピーリング治療が受けられる
大阪の美容皮膚科
茶屋町皮フ科クリニック
改善に適した症状など、治療内容の詳細
肌の健康は、水分と油分による「うるおい」、血流とリンパによる「透明感・肌色」、キメと角質による「なめらかさ」、ハリと弾力による「よみがえり」で構成されています。
それぞれのバランスの偏りを整えるメディカルケアで、肌の健康を目指します。
ニキビやニキビ跡、くま、毛穴、シミ、くすみ、たるみ、小じわ、ほうれい線、乾燥といった症状に悩んでいる人におすすめ。
茶屋町皮フ科クリニックでは、ケミカルピーリングとイオン導入のセットのほかに、ケミカルピーリングとコラーゲン導入、あるいはエネルギーチャージ、インディバの組み合わせが人気メニューとなっています。
■治療の流れ
診察→施術前の説明→施術→洗顔→アフターケア
※アフターケアは、導入で肌に栄養を入れたり、肌に合わせたケアでより深いケアが受けられます。
■所要時間
様々なオプションがあるため、内容によって施術時間が異なります。自分の肌にどんなオプションが合うのかは、診察時に質問するとよいでしょう。
■治療費
ケミカルピーリングのみ/1回8,000円
ケミカルピーリング+イオン導入/1回10,000円
恵聖会クリニック
改善に適した症状など、治療内容の詳細
恵聖会クリニックが提供するピーリングは、
・クリスタルピーリング
・ダイヤモンドピーリング
・カーボンピーリング
・シルクピール
・サリチル酸マクロゴールピーリング
・マッサージピール
・ミルクピール
以上7つ。
クリスタルピーリングは酸化アルミニウムの粉を吹き付けながら古くなった角質を削り、同時に吸引することで角質除去をします。薬剤を使用せず、微細な粒子だけで古い角質を剥離するので、全ての肌タイプの人に施術が可能。また、腕や背中、胸などの部位もできます。
ダイヤモンドピーリングは、ハンドピースにダイヤモンドの微粒子が付いたヘッドを装着し、古くなった角質を大きく削り吸引するという方法。ニキビ跡のクレーターなど凹凸が気になる場合はマイルドに削ることで、目立たなくします。
カーボンピーリングは、カーボンを毛穴に塗り込み、レーザー照射することによって、毛穴に埋め込まれたカーボンを吹き飛ばし、熱エネルギーで毛穴を引き締めます。
施術後の制限が特にないのが魅力です。
■治療の流れ
・クリスタル、ダイヤモンドピーリング
洗顔→(初回は写真撮影)→ピーリング→洗顔で粉を洗い流す→終了後メイクをして帰宅
・カーボンピーリング
洗顔→カーボン塗布→レーザー照射→洗顔→メイクをして帰宅
■所要時間
クリスタル、ダイヤモンドピーリングは施術時間20~30分。
カーボンピーリングは15~25分ほど。
※イオン導入やミネラルパックといった施術も併用する場合はさらに時間がかかります。
■治療費
クリスタルピーリング:1回10,000円/3回26,250円
ダイヤモンドピーリング:1回10,000円/3回26,250円
カーボンピーリング:1回28,000円/3回75,000円
きぬがさクリニック 大阪院
改善に適した症状など、治療内容の詳細
清浄な肌であれば、表皮細胞が角質層に到達した後、最終的に垢と剥がれ落ちます。しかし、肌のターンオーバーが乱れたり、加齢や紫外線、ストレスなどの影響で、肌の新陳代謝が遅くなると、古い角質が肌の表面に残ってしまいます。
その古くなった角質層が、小じわやくすみといった肌トラブルの形で現れるように。そのため、古い角質層を取り除くケミカルピーリングは、くすみ、小じわ、毛穴の開き、ニキビなどに有効なのです。顔全体だけではなく、背中や首、デコルテ、肘や手の甲の施術も受けることができます。
こちらのクリニックでは、pH調整したフルーツ酸(グリコール酸)5%~30%を、患者ひとりひとりの肌の状態に合わせて使用します。
さらに、イオン導入も併用。水分補給や美白効果を増やしてくれます。
■所要時間
顔全体で約30分
■治療費
Wケミカルピーリングセット(グリコール酸+乳酸+イオン導入)
初回9,000円/1回20,000円/5回90,000円