平成30年間の美容トレンドを一挙にプレイバック!
平成10年頃までの美容トレンド

平成31年4月30日で"平成"が終了することが決定しました。バブルの好景気からバブル崩壊による経済不況など、経済的な影響を受けた平成元年から10年ごろ。美容トレンドも大きく変容していきます。
元号変更にあたり、ファッション・メイク・ヘアスタイルの流行から平成の美容トレンドを振り返ってみましょう!
【ファッション】ボディコンからコギャルファッションへ
平成元年頃はまさにバブルの絶頂期にあたります。ブランドを身に着ける女性が増え、体にフィットしたボディコンが大流行しました。一方、金色のボタンの紺色ブレザーにジーンズというカジュアル&エレガンススタイルも好まれました。その後バブルが崩壊して不景気の時代に突入します。ただネットの普及により、得られる美容やファッション情報が増えます。ルーズソックスに厚底ブーツ、ミニスカートのコギャル文化が生まれたのもこのころです。
【メイク】ポイント派手メイクからクールビューティーへ
メイクは、ポイント派手メイク、クールビューティメイクが好まれました。ベースはナチュラルですが、ルージュが赤など派手で目立つのが特徴です。目元もパープルなどのアイシャドウでさりげない上品さを出すメイクが流行でした。その後は細眉が主流となり、パールアイシャドウなど光沢感のあるアイテムが好まれ、一方でルージュはベージュなど落ち着いた色も流行。クールビューティーなメイクが好まれていました。
【ヘアスタイル】ワンレンからシャギー、茶髪ヘアへ
まず平成初期は、毛先を全て同じ長さに切りそろえるワンレンというヘアスタイルが大流行しました。また、毛先に細かいウェーブのソバージュパーマをかけるスタイルも好まれました。前髪は、鶏のとさかのように根元を立てるとさか前髪、すだれのように梳くすだれ前髪が流行。その後はコギャルにありがちの茶髪が増えたと共に、毛先を梳いて動きを出すシャギーや、レイヤーカットなどもブームとなりました。
平成20年頃までの美容トレンド~
ハイブランドが人気を集めたバブル期から一転。ファッションはファストファッションへと変貌を遂げていきます。
【ファッション】ストリート系からファストファッションへ
平成時代のちょうど中間の平成15年頃にかけては、ストリートファッションに注目が集まりました。更にエレガント系やカジュアル系などいくつかの系統に分かれていたのが特徴です。ギャル文化も進化し、原色の服も好んで着られました。不景気が深刻化した平成20年頃は安定、節約志向に傾きます。流行を取り入れた安くて手軽なファストファッションが好まれた一方で、レースやフリルのついたゴスロリ系も人気を博しました。
【メイク】ガングロから盛りメイクへ
平成10年〜15年頃のメイクは目元をアイラインで囲んで眉を薄くし目元を強調する囲み目が特徴的で、濃いめのファンデーションで色黒にメイクするガングロが流行りました。その後、ベースメイクはナチュラルな色合いが主流となり、目元や口元を強調するメイクが流行。つけまつげやマスカラの重ねづけ、カラコンの装着、グロスでツヤを与える盛りメイクが人気でした。
【ヘアスタイル】明るめヘアカラーからサイドボリューミーなヘアへ
ヘアスタイルでは、ブロンズやライトブラウンなどの明るめの色調が中心となりました。その後、巻き髪やエクステなどサイドにボリュームのあるヘアスタイルが主流となりました。
平成30年までの美容トレンド
若者の消費意識が変化、ナチュラルなノームコアが注目を集めたのが、平成20年〜平成30年までの美容トレンドです。
【ファッション】ゆるカジからファッションリバイバルへ
震災を経験し、必要なものを精査して賢く暮らす傾向になりました。ファッションはふわっとしたゆるカジュアルが流行。その後80年代90年代のファッションが再び流行り始めました。
【メイク】湯上りメイクから太め眉へ
メイクでは、全体的にナチュラルでも、目の下にパールハイライトを付けたり、頬骨の高い位置にチークを置く湯上りメイクが流行りました。その後やや太めな健康的な眉やビビッドカラーのルージュがリバイバルしています。
【ヘアスタイル】巻き髪からボブへ
ヘアスタイルでは、ふんわりと内側にまいた巻き髪などの自然体ヘアが好まれました。基本的にボブスタイルが好まれ、バブル全盛期に流行したすだれ前髪などがシースルーバングとなって再び流行り出しています。
30年間でせわしなく美容トレンドが変化!
派手なファッションやメイクからナチュラルまで、30年間で美容トレンドがせわしなく動いていることが分かります。元号変更を機に、「あの時代はこうだった」などと思い出話に花を咲かせるのもいいですね。
新元号ではどのようなファッション、メイク、ヘアスタイルが流行るのか、楽しみに見守りましょう!